2024年10月27日

東南アジアの汽水域に生息するクラゲ
「アカホシイトヒキクラゲ」展示開始

  • 展示開始日:2024年10月27日(日)~
  • アカホシイトヒキクラゲ
  • 学名:Acromitus flagellates
  • 英名:Bubbler jellyfish
  • 傘の直径:約 2cm
    展示場所:クラゲファンタジーホール

「アカホシイトヒキクラゲ」は、タイやマレーシアなど東南アジアで見られる根口クラゲの仲間です。傘には赤茶色のはん点模様があり、糸状の口腕付属器を持つことが特徴です。
現在展示している個体は、まだはん点模様は出ていません。ときどき日本へも輸入されることがあり、「バブラージェリー」という名前で流通しています。

新江ノ島水族館では、これまで 2015年にタイにて採集してきた数個体の展示と、2016年、2020年に当館にて繁殖をおこなった個体を展示しています。
今回は、今年 10月に実施したマレーシア クラゲ調査で採集した野生個体の展示となり、東南アジア産のクラゲ類の生活史を解明するべく、飼育研究の過程を展示しています。

※生物の状態により、短期間の展示になる可能性があります。ご了承ください。

[協力]
マレーシア科学大学 海洋沿岸研究センター
University of Science Malaysia
Centre for Marine and Coastal Studies (CEMACS)

[共同研究]
「東南アジアにおけるクラゲ類の種多様性および食用クラゲ類の生態的役割の解明」
科研費研究代表者:三宅裕志(北里大学)

クラゲファンタジーホール

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