2025年01月24日

背中の大きなトゲは怪獣のよう!?
“ゴジラエビ”と呼ばれる「イバラモエビ」

  • 展示開始日:2025年1月24日(金)~
  • イバラモエビ (茨藻海老)
  • 学名:Lebbeus groenlandicus
  • 十脚目 モエビ科
  • 展示場所: 太平洋(冷たい海)
    大きさ: 10~15cm

山陰地方から北海道にかけての水深 200~300mの海底に生息しています。
頭胸部のゴツゴツした殻の中央には大きなトゲがあり、腹部には外側に向かって小さなトゲが多く並んでいます。
このトゲだらけの体の特徴から、“オニエビ”や“ゴジラエビ”と呼んでいる地方があるそうです。
その他の変わった特徴として、トゲトゲの腹部を反り返らせて、「海老反り」をすることができます。

モエビの科の中では、大型の種で数少ない食用にもなる深海エビです。
春に漁獲されることから“サツキエビ”ともよばれますが、流通量としては少ないため、目にする機会はそれほど多くはない種です。
越前松島水族館 のご協力で、当館にやってきました。

太平洋

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