本種はオホーツク海沿岸、北海道から山口県の日本海沿岸、北海道から茨城県の太平洋沿岸に分布し、産卵期、稚魚期以外では水深 100~ 400ⅿの砂泥地に生息しています。産卵期の11月から1月には水深 2~ 10ⅿの浅瀬まで移動し、海藻の根元に産卵します。
胸びれが非常に大きく、水底付近で泳ぐ姿は羽ばたいて飛んでいるようにも見えます。
砂中に潜る魚でもあり、水槽内でも体のほとんどが埋まっているようすを観察できます。また、砂の上にいる時間も多く、じっとしていてほとんど動かないのもハタハタの特徴の一つです。