2025年04月26日

えのすい初展示!
相模湾で見つかった新種の魚 ゲッコウスズメダイ

  • 展示開始日:2025年 4月26日(土)~
  • ゲッコウスズメダイ
  • 学名:Chromis tingting
  • 英名:Moonstone chromis
  • スズキ目 スズメダイ科
  • 大きさ:約 10cm
    採集場所:相模湾 水深 90m
    展示場所:相模湾ゾーン 沿岸水槽

ゲッコウスズメダイは、日本の相模湾、駿河湾、琉球列島、伊豆諸島の八丈島、高知県の柏島に分布し、韓国でも確認されているスズメダイ科の一種です。主にカイメンやサンゴに覆われた水深 86メートル付近に生息しています。
この魚は、相模湾で採取された標本をもとに、2019年に新種として報告されました。和名・英名ともに「月」に由来しており、幼魚から成魚にかけて見られる、真珠のように光る銀青色の体色がその名の由来です。
今回採取された個体は、相模湾の水深約 90メートルから釣り上げられました。
釣り上げた瞬間、船上では歓喜に包まれるとともに、水圧変化で膨張した空気を抜くなど、すぐさま慎重なケアが施された後、水族館まで丁重に運ばれました。
相模湾から世界に発信されたゲッコウスズメダイを、ぜひご覧ください。

相模湾ゾーン

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