ハナヤサイサンゴは、インド洋から太平洋の暖かい海に広く分布する群体性のサンゴで、その名のとおり、ハナヤサイ(=カリフラワー)のような形をしています。 群体ごとの差はありますが、薄いピンク色のポリプを開くのが特徴です。
体内には褐虫藻が共生しており、光合成によってエネルギーを得ています。 また、雌雄同体で、プラヌラ幼生を直接放出して繁殖するため、ゆくゆくは繁殖個体の展示も視野に入れ、飼育観察をおこなっています。
今回展示している群体は、大分マリーンパレス水族館「うみたまご」との生物交換によってやってきました。