トビウオは、発達した胸びれと尾びれを使って水面から飛び出し、滑空することで知られています。 成魚と幼魚で見た目が大きく異なるのも特徴です。
トビウオの仲間は、海中を漂う流れ藻などに卵を産み付けます。 今回の卵も、流れ藻に産み付けられていたものを発見し、水族館に搬入した 2日後に孵化しました。
孵化当日でも「トビウオかもしれない」、と思えるほど、すでに胸びれが大きく発達しており、孵化から 2日後には、しっかりトビウオの姿になっていました。
トビウオは名前こそよく知られていますが、実際に生きている姿を目にする機会はほとんどありません。 今しか見られない、かわいらしいトビウオの赤ちゃんたちをぜひご覧いただくとともに、これからの成長にもご期待ください!