シイラは、日本では北海道から九州南岸にかけての日本海、東シナ海、太平洋沿岸をはじめ、瀬戸内海、屋久島、トカラ列島、琉球列島、南大東島、八丈島、小笠原諸島に広く分布しています。沿岸や沖合の表層を泳ぎ回る魚で、江の島周辺でも今年は海水温が上がり始めた 6月ごろから姿をみせるようになりました。今回展示している個体は全長60㎝ほどですが、大きくなると 2mに達し、オスは額が大きく盛り上がってきます。
この夏、えのすいでは特別企画展「イルカとクジラ Coool Dolphin」を開催中! ウェルカムラウンジからイルカたちがみなまをお出迎えしていますが、鯨類だけではありません! 魚類だってお出迎えします! シイラは海上を走る船に寄り添って泳ぐ習性がありますが、その姿はまるでイルカ! そのため、英名では「dolphinfish」と呼ばれています。また、イルカのようなジャンプもするので、まさに“魚類のイルカ”と呼ぶにふさわしい存在です。
鯨類だけじゃない、“魚類のイルカ”シイラをお見逃しなく!