オオイカリナマコは、与論島以南のサンゴ礁域の砂地に生息し、最大で 3mにもなるナマコの仲間です。その姿はまるで未確認生命体(UMA)で、ゴビ砂漠に棲むといわれる“モンゴリアン・デス・ワーム”を彷彿させる姿をしています。
口の周りには15本の触手があり、それを器用に動かして餌となる砂中の有機物を口へと運びます。触ってみると体は柔らかく、持ち上げるとフニャフニャです。しかし、表面はちくちくしており、触ると名前の由来でもある錨(いかり)型の骨片が手に刺さることもあります。
奇妙な魅力たっぷりのオオイカリナマコをぜひご覧ください。