2025年12月31日

ヴィーナスの飾り帯「オビクラゲ」展示開始

  • 展示開始日:2025年12月30日(火)~
  • オビクラゲ (帯水母)
  • 学名:Cestum veneris
  • 英名:Venus‘s girdle
  • 有触手綱 オビクラゲ目 オビクラゲ科
    大きさ: 約 10cm
  • 採集場所: 駿河湾
    展示場所: クラゲサイエンス

体長 150cmに達することもある、細長い、変わった形のクラゲで、体全体をヘビのようにくねらせることもあれば、ふわっと漂っていることもあります。
外洋性のクラゲで、主に表層で見られますが、水深 300mの深海で見つかった記録もあります。通常は透明ですが、青や黄、紫といった鮮やかな斑紋が体全体に現れることもあり、今回採集された個体は両端がほんのりと黄色味を帯びています。
美と恋の女神「ヴィーナス」がまとう帯のようだということから、「Venus’s girdle(ヴィーナスの飾り帯)」と呼ばれており、とても美しいクラゲです。普段間近で観察できるチャンスはなかなかありませんので、この機会にぜひクラゲサイエンスまで足をお運びください。

※短期間の展示になる可能性があります。ご了承ください。

2019/11/07 オビクラゲの体

クラゲサイエンス

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