2026年01月10日

「イタチザメ」展示開始!

  • 展示開始日:2026年1月10日(土)~
  • イタチザメ
  • 学名:Galeocerdo cuvier
  • 英名:Tiger shark
  • メジロザメ目 イタチザメ科
  • 大きさ : 約 80cm
    展示場所: 太平洋 サメ水槽

イタチザメは、温帯から熱帯・亜熱帯にかけて世界中の海に広く分布する大型のサメで、日本近海では青森県以南、主に房総半島から琉球列島にかけて生息しています。
相模湾では 1993年に初めて記録されて以降、現在でもまれに定置網などに入網することがある種です。

一般に、サメは世界に 約 500種類以上が知られていますが、人に対して危険性が指摘されている種はごく一部に限られています。 イタチザメはその中の一種として知られており、特に本種は「ひれの付いたごみ箱」と呼ばれることがあるほど、さまざまなものを口にする習性が知られています。 一方で、体側には美しいトラ柄の縞模様が入り、この特徴から英名では「タイガーシャーク」と呼ばれています。
現在展示している個体はまだ幼く、展示水槽では同居している他のサメを避けるように泳ぐなど、臆病で慎重なようすも見られています。
一方、バックヤードの水槽で別の個体を一時的に管理していた際には、同居していた小さな魚たちが素早く泳ぎ回ったり、イシガキフグが膨らんで警戒したりするようすが確認されました。 これは、別の種類のサメが同居していた際には見られなかった反応であり、他の生き物にとっても、イタチザメは独特の存在として認識されている可能性があると考えられます。
なお、旧・江の島水族館の時代にもイタチザメを何度か入手した経緯がありますが、いずれも搬入時の状態が安定せず、短期間での飼育に終わっています。
本種の展示は、新館となってからは 2008年以来2回目となり、前回は数日間の短期展示でした。 今回の展示は、それ以来 18年ぶりとなります。

成長すると全長 5.5m以上にもなるイタチザメですが、現在展示している個体はまだ小さく、顔つきにもあどけない幼さが残り、体側の模様もはっきりとしています。
成魚とは異なる姿や行動を間近で観察できる機会は、水族館ならではの貴重なものです。ぜひ、今だからこそ見られるその姿をご覧ください。

※生物の状態により、短期間の展示となる可能性があります。ご了承ください。

太平洋

RSS