
本種は八丈島で水中ドローンを使った調査をおこなっている際に、水深 292mで観察したオオウミヒドラ科の一種に付着しているところを発見、2個体を採集しました。
ナガヒゲイトヒキウミウシによく似ていますが、頭部前縁突起の数が少ないこと、また通常浅海域から出現するため、イトヒキウミウシ属の一種としています。
枝状に分かれた突起が美しく、角から延びる細長い突起が糸を引いているように見えます。
深海性のウミウシは採集する手段が乏しく、見られる機会はまれです。 小さな生き物を観察しやすい水槽で展示しているため、じっくり見ることができます!
ウミウシ好きな方、小さな生き物好きな方、ぜひこの機会に見に来てください!
※展示個体は 2026年 2月 24日におこなわれた FullDepth、JAMSTEC、トワイライト・オーシャン研究機構との D-ARK関連調査機器テストを目的とする共同調査で採集しました。
[同定協力] 西田和記氏
オーシャンショット研究助成事業は日本財団の助成を受けて笹川平和財団海洋政策研究所によって実施されている。