2006年09月08日
トリーター:杉田

さわるなキケン!

オーストラリアで、テレビでもおなじみの動物園経営者が番組の撮影中、アカエイに刺されて死亡したそうです。
“えのすい”自慢の相模湾大水槽にもアカエイを始め、ホシエイやトビエイなど、たくさんのエイのなかまがくらしています。
ちなみに大水槽では、エイのトゲを切っていないため、私たちトリーターも刺される危険がないとはいえません!
エイのなかまの他にも、「危険な生きもの」たちはたくさんいます。
鋭い歯を持つ生きものもいるし、以前のトリーター日誌で紹介したクラゲももちろん危険です。
でも、いわゆる危険な生きものたちも、トゲや歯を武器として攻撃してくるわけではありません。
自分の身を守るため、エサをとるためにいろんな方法をとっている、というわけなんです。
私も出演している「うおゴコロ」では、大水槽のいろんな魚たちを紹介しています。
中には危険な生きものもいますが、どんな生きものでも、こちらから手を出さなければ牙をむいてくることはありません。
「うおゴコロ」は、まるでトリーターが魚たちと遊んでいるように見えるかもしれませんが、実は、トリーターが魚たちのご機嫌をとりながら、遊んでもらっているんですよ。

海で何か生きものを見つけたら、つかまえたりせず、そっとしておいてあげてくださいね。

最近の「うおゴコロ」日誌・・・
ホシエイのオセロがクルリと身をかわし、アクリル面にはりつくことが多い。
手から餌を受け取ってくれないのには困ったものだけど、お客さまにはウケているようす・・・
ならいいか。と、あきらめ顔のトリーター一同でした。

uogokoro(うおゴコロ)

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