2006年09月16日
トリーター:植田

秋旬を迎える魚

季節ごとに魚介類には美味しくなる、いわゆる「旬」があることは、よくご存知のことと思います。
相模湾を代表する魚の中で、イワシの仲間「カタクチイワシ」はこれからの時期旬を迎えます。
おとなのカタクチイワシは、食卓の魚のコーナーでご覧いただけますが、その子どもである「シラス」も相模湾で多く獲れる食材です。江の島島内を始め、シラス専門の料理店もあるほどです。

ところでこのシラスですが、私たちにとって美味しいばかりでなく、クラゲたちの餌にもなります。
当館で現在展示しているハブクラゲやアンドンクラゲ、アカクラゲ、パシフィック・シーネットルといった種類はシラスをよく食べます。
特にハブクラゲ、アンドンクラゲの 2種は透明な体をしているため、食べたシラスが体の中にあることが一目でわかります。
きょうも午後にシラスをあげるので、クラゲたちが餌を食べたようすをしっかり観察することができます。
クラゲの食事を見るまたと無い機会ですので、ぜひご覧ください。

シラスシラス

クラゲファンタジーホール

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