2006年09月21日
トリーター:小谷野

夜行性

そろそろ涼しくなり、日が沈むのも早くなってきましたね。
夜風が気持ちよく、ついつい夜更かししがちなこの頃ですがいかがお過ごしでしょうか?

きょうはそんな夜に活動するハナガサクラゲをご紹介しましょう。ハナガサクラゲはかさに蛍光黄緑や蛍光ピンクの触手がついているとても華やかなクラゲです。
夜行性のため夜間は泳ぎますが、昼間は底の方で動かず、じっとしています。
ハナガサクラゲが動いているところをみなさんにお見せするため、ハナガサクラゲの水槽では現在昼夜を逆転させています。つまり昼間はライトを消して夜の状態にし、夜間はライトをつけ昼の状態にしています。この試みは8月21日からおこなっているのですが、ハナガサクラゲたちはだいぶこの昼夜逆転生活に慣れてきたようです。近頃では昼間にポンポンと泳ぐ姿や海藻にぶらさがって長い触手をだらーんと伸ばしている姿を見ることができるようになりました。
その生き物の自然に近い姿を見ていただくためにはどうしたらいいのか、毎日悩む日々です。

ハナガサクラゲハナガサクラゲ

クラゲファンタジーホール

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