2006年09月28日
トリーター:寺沢

やられた。

きのうまで、岐阜に出張していました。日本野生動物医学会に参加するためです。
今回は、海外からも研究者を招いた、国際学会でした。

一般講演数は 103演題で、過去最多です。私もかつて撮った、バンドウイルカの妊娠時の胎児の超音波映像を紹介しました。これらの発表は各自で作ったポスターを使います。

自分でいうのもなんですが、去年のはあまりにもひどかったので、今回は、黄色と水色を基調にし、“朝日”をイメージとした作品です(学会用のポスターですから、別にイメージとか、テーマとか、芸術性は必要ありませんが、単なる趣味の問題です)。

さて、ポスター発表の方はといいますと、ドイツの研究者がしきりに質問をして来て、こちらも親切丁寧に応対し、密かに「今年のポスターは感触がいいね」、と一人悦に入っていると、彼いわく、「イルカの胎児の超音波 3D画像があるけど、見る?」と切り返されました。

唖然としました。『超音波の 3D画像』は、私たちにとっては次のテーマだったので、言葉を失いました。

日々、これ進歩。勉強します。そのための学会です。

イルカショースタジアム

RSS