2006年10月07日
トリーター:寺沢

あしたは雨がふってくれないかなー?

運動会の季節です。
先日、50m走で息子が 2番、娘は 4番でした。少し、努力が必要なようです。来年は 1か月ほど、合宿をします。

さて、私たち、ヒトの走る速さは、ストップウォッチで測れば分かりますし、ビデオでそのフォームも分析できます。

海の動物たちの行動は、水の中ですから直接観察することはできません。でも、データロガーと呼ばれる機器の開発、その装着によって、いろいろなことが分かるようになってきました。

写真は、当館での実験風景で、カマイルカの背中に吸盤を付けて、その上にデータロガーを装着したところです。このロガーは、内部の加速度センサーで加速度、プロペラで速度、水圧計で水深を測れます。

マッコウクジラの潜水行動、南極海のウェッデルアザラシが撮影して来た深度 300mの画像、アオウミガメの産卵後の行動パターンなど、データロガーが海の動物たちの新たな一面を見せてくれています。これからも驚くような画像、データを提供してくれることでしょう。

最後に、運動会に戻ります。
自治会の方から、あすリレーの選手をぜひ、といわれています。
台風に戻ってきてもらいたい心境ですが、親として行動で示すことも時には必要です。

実験風景実験風景

イルカショースタジアム

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