2006年10月21日
トリーター:今井

ネコのオシッコ、魚のオシッコ

最近、理化学研究所の岩手大学チームが、「ネコのオシッコはなぜ臭いのか?」ということを解明したと新聞にありました。
「人間は病気になると、尿にたんぱく質が多く混じるが、ネコの尿は常に多くたんぱく質が含まれている。この中で、腎臓から分泌されるコーキシンというたんぱく質が尿の中でフェリニンというアミノ酸を作り、これが揮発性の強い臭いの原因になっている。」とのことです。

ところで、お魚を飼う場合もオシッコに大変気を使います。小さな水槽では、オシッコやフンをすると、それが元で死んでしまうこともあります。特に海水中では害の強い状態で溶け込むので、一昔前は海水魚飼育が難しいといわれる原因の一つでした。
今では、おしゃれで小さな卓上水槽が流行っていますが、細かい世話が行き届かない方は、できるだけ大きな入れ物で飼う方が楽ですよ。水溜りにオシッコと海でオシッコの違いみたいな感じです。

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