2006年12月10日
トリーター:倉形

シーズン到来!!

「何がシーズン到来か?」というと、私の趣味である管理釣場(人工的に作られたエリア)でのルアーフィッシングに適した季節なのです。
釣りの対象となる魚種はトラウトです(トラウト=主にニジマス、イワナ、ヤマメなどのサケ科魚類を指す)。
なぜこの季節が良いかといいますと、自然界でサケ科魚類が生息しているのは水温が低く、澄んだきれいな水域だからです。
この管理釣場は人工的な環境ではありますが、最近流行っていて続々と各地にオープンし、かなり自然環境に配慮した造りになっています。
私が住んでいるところから車で 5分ぐらいの場所にもありまが、オープン直前まで全然知りませんでした。せっかくこんな近くにできたのだから、休みの度に出掛けようと思い 2回ほど行きましたが、しばらくの間お祭り騒ぎのように混雑していて、釣りをするというよりもアングラー(=釣りをする人)を釣ってしまいそうでした。そんな印象からかほとんど今は行っていません。
現在私が主に行くエリアは神奈川県内、静岡県、山梨県で、ときにはトラウトでは無くタイリクスズキ狙いで茨城県の管理釣場まで足を延ばすこともあります。
ちなみにタイリクスズキは当館に展示しています(余談ではありますが・・・) 。

おっといけない、管理釣場の概要等などばかり話してしまいましたが、この時期私が特に管理釣場にはまっている 1番の理由は何といっても『幻の魚』に出会えることです。
幻の魚とは「イトウ」です。
自然界ではその姿をほとんど見ることができません。日本のサケ科魚類の中でも最大になる種類です。この魚のオスは産卵期になると体色が赤くそれは見事な色です。その魚が放流される時期ですから、居てもたってもいられなくなるのです。とは言うものの、未だその巨体を釣り上げたことはありません。今シーズンは絶対釣ってやると思い、同僚のトリーターと休みを合わせては釣場に行きます。つい先日も行きましたが、「イトウ」が泳いでる姿と他のアングラーが釣り上げたのは見ました。
今度こそ絶対釣りたいな~。

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