2006年12月17日
トリーター:佐藤

大きいことはいいことだ?

いやぁ、きょうはすごい風ですね~。
海を見ると白波がバンバンたっていますよ。サーファーのみなさんにとっては喜ばしいことなのでしょうか?
スイマセン、サーフィンのこと全く知らないもので・・・。
えっ?きょうは南風で、フンフン、波がつぶれちゃうから、ホー、状態は良くない・・・。
へー、波にも良い、悪いがあるんですね〜。
でも、そんな状態と知りつつすでに朝から「なみのり」をしてきたと・・・。こんなに寒いのに、ホント、好きなんですね〜。急遽のご参加ありがとうございます。
何事かと思ったみなさん、たびたびスイマセンm(_ _)m
当館の男性サーファーSさん(誰かは内緒)が今近くを通りかかったもので、思わず聞いちゃいました。

そんな風の強いきょうこの頃、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
こんにちは魚類担当えのすいトリーターの佐藤です。
まだ終わってませんよ。むしろこれからです。
前の話とはなんらつながりがありませんが、“身長世界一の中国の方がイルカの口からその身長に見合った長い手を入れて、飲み込んでしまった異物を見事に取り出すことが出来た。”という記事を見ました。
みなさんは、当館にはとても愛しいイルカたちがいるのは、既にご存知ですよね?そこでイルカを担当したことがあるえのすいトリーターに記事にあることを聞いてみたところ、「以前、うちでもやったことがあるよ〜。」と、にこやかに教えてもらいました。
「えっとね~、まずイルカに口をあけてもらって、手を・・・。(長いのでここでは割愛させていただきます。今後のイルカの担当の方に期待!)」

実はウミガメもよく異物を飲み込みます。魚たちがいる建物とイルカたちのいる建物の間に「なぎさの体験学習館」があります。その建物の海側にはプールがあって、春から秋にかけてウミガメたちが泳いでいました(今《冬》は暖かい室内の予備プールにいます)。
風が強い日などは海から細かな砂と一緒にビニール袋が飛んできます。なにが食欲をそそるのか分かりませんが、ウミガメたちはプールに落ちたビニール袋をすぐに食べようとします。すぐに見つけられると、くわえているビニール袋を口元から引きずり出せますが、残念ながら間に合わない時もあります。そんな時はどうするかというと、ウミガメの中に手を・・・、入れません。
内視鏡(簡単にいうと胃カメラ)を使います。内視鏡の先端から出ているマジックハンドのようなもので、つかんで引きずり出します。そうしたことが何回かありました。
ですからみなさん、海に落ちているゴミは拾うように、また海でゴミを出さないようにしましょうね。

言葉も内容もきれいにまとまったところで、それではみなさんまたお会いしましょう。

ウミガメの内視鏡検査ウミガメの内視鏡検査

ウミガメの浜辺

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