2007年01月09日
トリーター:神応

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きょうはとてもよい天気で、海況も穏やかです。
新江ノ島水族館のタッチングプールでは、ドチザメ、ネコザメに触って調べるふれあい体験ができます。
このタッチングプールには、オープンから昨年までサメやエイを展示していました。
2007年の 1月1日より、新しい生き物を展示開始しましたので紹介いたします。
新メンバーはイセエビ、セミエビ、ボウシュボラ、ショウジンガニ、コシマガニ、ヤドカリなどで、早速子供たちに大好評。現在ではサメ以上に人気があります。

セミによく形が似ているところから名前が付けらた「セミエビ」は、生態的にはイセエビに近いのですが、イセエビのように活発には動かず、岩の隙間や陰で隠れていることが多い生きものです。そのためタッチングプール内で見つけるのが難しいみたいです。
セミエビの眼の前部には、平べったくて「手」にも見える部分があります。これは触覚が変化したものです。イセエビの、あの立派な触覚と同じ器官です。
セミエビは肉食性で、何でも食べます。当館ではエビのむき身、イカ、魚の切り身などを与えています。
ぜひタッチングプールに来て、実際に触ってみてください。

セミエビセミエビ

タッチプール

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