2007年01月11日
トリーター:島津

エチゼンクラゲのお話

エチゼンクラゲといいますと、ここ数年、秋から冬にかけて日本海で大量発生して、各地の漁業関係者の頭を悩ませていますが、最近、福井県立大の研究室で、病気の診断薬などに使われる糖たんぱく質の一種「レクチン」をエチゼンクラゲから精製する方法を開発したそうです。
「レクチン」はがんや白血病などの診断薬や研究用試薬として医療関係で用いられています。
まだ、精製される純度を高める必要があるそうですが、数年先にはわたしたち人間の役に立つと思います。

“えのすい”のクラゲファンタジーホールには、昨年、日本海から採集してきたエチゼンクラゲが水槽内で繁殖し、ポリプより生まれた子クラゲが展示されています。
ぜひ、ご覧ください。

展示中の仔クラゲ展示中の仔クラゲ

クラゲファンタジーホール

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