2月1日、強い西風の中、秋篠宮殿下がお成りになりました。何処に？って、ここ、新江ノ島水族館にです。
きのうのトリーター日誌でもご紹介しましたが、2月1日と 2日の 2日間にわたって、新江ノ島水族館が幹事となって、水族館技術者研究会（全国の水族館の飼育係が一堂に会し、研究発表をおこなうのです）が開催されていたのです。発表会場自体は、水族館からもほど近い鎌倉のホテルでした。
日本には約 70館もの水族館があり、ほとんどが「日本動物園水族館協会」という団体に所属しています。その、日本動物園水族館協会の総裁が、秋篠宮殿下で在らせられるのです。秋篠宮殿下は、みなさんご存知の通り、魚類（ナマズ類）の研究者でもいらっしゃいますので、このお役目はピッタリでしょう。
研究会初日の午後、殿下がお成りの際には、私たちも着慣れないスーツを着て、館内各所に立ち、ご説明を申し上げました。この日に居合わせた一般のお客さまは、突然の、お成～り～に、相当ビックリされたことでしょう。今の時代、もちろん「ええい、頭が高い！」なんていわれることはありませんが、殿下には、こちらが自然と頭を下げてしまうような高貴なオーラが感じられ、私は終始ペコペコしてしまいました。