2007年02月04日
トリーター:戸倉

2月4日は「立春」です!

みなさん!こんにちは。 えのすいトリーターの戸倉です。
きょうは暦の上では、二十四節気の一つ「立春」ですよね!そこできょうは立春について少し調べてみました。
まず立春の前日を「節分」といいます。そう、きのうは「豆まき」をしたり、最近よく耳にする「恵方巻」を食べた方もいらっしゃるかと思います。この「節分」、季節を分けると書き、季節の移り変わりのことを表した言葉で、昔は「立春」「立夏」「立秋」「立冬」それぞれの前日で、年 4回あったそうです。そしてその昔、本来、立春は「元旦」、節分は「大晦日」だったそうで、今でも年賀状に「迎春」とか「新春」「初春」のように「春」の文字を書くのはこの為だそうです。
ちなみに大晦日に豆をまいて一年の邪気をはらったそうで、「まめ」=「魔滅」と表す説もあるそうです。
では、いつ頃から現代のように 2月4日になったのでしょうか?「二十四節気」は飛鳥時代に中国から伝わったといわれております。当時は自然を中心に考えた「自然暦」を使っていたのですが、現代の暦に変わったのは、明治時代からとなります。
いずれにしても、本来元旦だった「立春」ですから、さまざまな物の基本として表されます。 立春から数えて 88日目を「八十八夜」といったり、立春以降初めて吹く南よりの強風を「春一番」といったり・・(ちなみにこの「春一番」は関西地方の漁師の言葉が気象用語になったものです)
「立春」一つとっても「へぇ~」と思う、さまざまなことが分かります。あまり季節感の無い現代ではありますが、みなさんもカレンダーと「にらめっこ」して何か日本の季節を感じてみてはいかがでしょうか?

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