2007年02月06日
トリーター:戸田

残念な報告

当館で飼育している2羽のイワトビペンギンのうち、オスの「ピース」が 2月2日に死亡しました。
前日は少し元気がありませんでしたが、それ以前はペンギンストーリーにも参加し、魚も活発に食べていましたので、トリーターたちも突然の死亡に驚いています。
検査の結果、衰弱による死亡と確認されました。

生き物を扱う仕事ですから生物の死からはのがれられません。
生き物にとって最善と思う方法で日々努力し、飼育していますが、突然の死は残念でなりません。
「ピース」は 1984年12月に以前の江の島水族館に搬入しています。飼育年数は 22年、飼育日数は 8,089日になります。
搬入時には成鳥でしたので正確な年齢はわかりませんが、30年前後と推定されるペンギンの寿命から考えると、天寿を全うしたのだと思います。

ピース(左)ピース(左)

ペングィーン!

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