2007年02月13日
トリーター:島津

ウロコの話

ウロコというのは、外敵や外傷から身を守るために皮膚から変化したものです。
大きく分けて 4つに分けられます。
軟骨魚のサメ・エイという仲間たちは「楯鱗:じゅんりん」と呼ばれ、ウロコの真ん中から後に向かってとげがあります。サメをさわるとザラザラします。これが「サメ肌」です。ワサビのおろし金に使われます。
「硬鱗:こうりん」は古いタイプのチョウザメ・ガー・ピラルクという仲間たちです。ピラルクは全長 3m、体重 200kgになる魚でウロコも大きく靴ベラになるほどです。
硬骨魚では「円鱗:えんりん」がイワシやサンマなどで見られ、「櫛鱗:しつりん」はスズキやタイの仲間です。フグの仲間もザラザラしています。中でもハリセンボンはトゲになっています。

当館ではタッチングプールがありサメを触ることができます。ぜひ、サメを触ってサメ肌を感じて見てください。

ネコザメネコザメ

タッチプール

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