2007年02月22日
トリーター:佐藤

にゃん・にゃん・にゃん

きょうは 2月22日。 2が並んで、にゃん・にゃん・にゃんということで、「ネコの日」だそうです。
しか~し、現在は日付も変わって 2月23日の午前の2時22分・・・。これを書くにあたり、少し狙ってみましたが、それを除いても、いまだ仕事が終わりません。早く帰りたい・・・。事務仕事が山のようにあって、区切りの良いところまで、まだ到達できないんです。うううっ!(T-T)
そんな丑三つ時、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?こんにちは、えのすいトリーターの佐藤です。って、もう寝てますよね。

さあ、気を取り直してきょうの(きのうの?)「ネコの日」にまつわるお話をしましょう。
実は魚の中にもネコの名前を持つがいます。大きな範囲でいうと、ナマズの仲間がそうです。
一般的にナマズは英語でCat Fish(キャット フィッシュ)呼ばれています。独特なヒゲ(本来は触角器〔センサー〕で本当の毛ではありません)のあるナマズの顔がネコの顔と似ていたからだそうです。ちなみに、つける人のセンスや感じ方、見え方によって名前が決まることが多々ありますので、ナマズの顔+ヒゲ=猫の顔という感性についてのコメントは控えさせていただきます。
小さい範囲だと、そのままになってしまいますが、サメの仲間の「ネコザメ」です。頭が丸く、頬が膨らみ、口元に丸みがあることから、ネコの顔に似ているそうです。目は結構ネコっぽいかな~、って思えたりもしますよ。相模湾大水槽にはかなり大きく成長したネコザメがいて、夕方になるとあちこちを泳ぎ回ります。水槽に潜っていると時々ゴチッとぶつかってくることがあり、こちらがいたい思いをすることがあります。ネコザメは泳ぐとき、あまりこちらを気にしてはくれないようです。

現在当館では 6種類のナマズたちが展示されています。いろいろなヒゲを取り揃えておりますのでよーく観察してくださいね。また、ネコザメはタッチングプールで実際に触れるので、目の前で顔を見ることができます。
魚たちに名前をつけた人とセンスが同じかどうかは、ご自分で実際に見て、確認してくださいね。

それではみなさん、良い夢を!(いいな~)

パービャウパービャウ

皇室ご一家の生物学ご研究

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