2007年02月26日
トリーター:今井

3月5日はサンゴの日?

地球環境上、サンゴ礁は重要な役割を果たしています。
3月5日は語呂合わせで、決められた日ですが、この日にちなんで多くの人々に、サンゴについて再認識してもらおうということなんです。
サンゴ礁があることで、

1. 隠れ家が出来て、たくさんの生き物が集まり
  生活する。(生物多様性)
2. 熱帯雨林に次ぐ、炭酸ガス吸収の場である。
  (地球温暖化防止)
3. 海岸を波の侵食、津波から守ってくれる。
  (防災)


等の役割があります。
このサンゴ礁を形成しているのは、硬い骨格を持った造礁サンゴといわれるサンゴの仲間です。木の枝みたいですが、クラゲやイソギンチャクと同じ刺胞動物というグループの生き物なんです。ですから、夜はイソギンチャクのように触手を広げてプランクトンを食べています。
でも、一番大切なのは昼間の太陽光線なんです。
どんなふうに「太陽を食べる?」かは、3月中、当館のサンゴ礁水槽で解説する予定ですので、ぜひご覧ください!

サンゴ礁水槽サンゴ礁水槽

太平洋

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