海では多くのサーファーの方々が、さまざまな波と戯れています。朝から強い風が吹いているようですが、そんなきょうこの頃、みなさんはいかがお過ごしでしょうか？こんにちは、えのすいトリーターの佐藤です。

きょうは土曜日で、多くの方たちが海や江の島に遊びに来ているようです。もちろん、新江ノ島水族館にも遊びに来ていただいてます。ありがたいことです m(＿ ＿)m
そんな外のようすをチラッと見たときに、気が付いたことがあるんです。なんと当館の前の海岸では、既に海の家の工事が始まっていました・・・(￣□￣；）！！
そんな海の家の工事を見ていると、もう間もなくウミガメがやってくるんだな～、なんて思ってしまうんです。なぜかというと、実はこの周辺にもアカウミガメという種類のウミガメが産卵しにやってきたりします。ウミガメもできるだけ安全な場所で産卵しようとするわけですが、産み終えて海に戻ってしまっては、後のことまでわからないですよね。
つまり、急に卵にとって、危険な場所に変わることがあるんです。ウミガメガ上陸して産卵しやすい場所 ＝ 私たちが海水浴をするのに適した場所であることが多いんですよね。
まぁそれだけではないのですが、（多い時には、ですが）年に何回も卵の保護依頼が当館にやってきます。そのうちのいくつかは、空振りだったりもしますが、危険箇所にあるとわかった卵は丁重に保護し、ふ化するまで世話をします。もちろんふ化した子ガメたちは、条件の良い時に海へと戻しますよ。
みんなが大きくなってくれたら良いんですけどね～。

6月からウミガメの産卵シーズンが始まります。そんな卵保護の連絡が来たりしても、我々には夏の到来を知らせる 1つとなっているんですよ。