2007年05月25日
トリーター:北嶋

7代までたたるってほんとだった?!

先日、とっても興味深いニュースを見つけました。
アメリカの動物園で飼育されているシュモクザメが処女懐妊していたそうです。そのシュモクザメの水槽には 3年間メスしかいなかったのに赤ちゃんが生まれたんですね。
これは 2001年の話なのですが、これを疑問に思った研究者達が議論し遺伝子などを調べてみたところ、子ザメはお母さんサメの遺伝子しかもっていなかったのだそうです。つまりはお母さんが「分身」を産んだってことですよね。びっくりです。

“えのすい”にも「分身」で増える生き物はいます。
それは・・・クラゲのポリプ世代です。(一般的な)クラゲはふわふわ泳いでオスとメスで受精卵をつくって増えるクラゲ世代と、イソギンチャクのように着定してどんどん分身を作っていくポリプ世代とがあります。
ポリプは分裂したり、足跡から生まれたりして自分を増やしていきます。
ただ、このポリプは 7代目までは分身なのですが、8代目以降は他人になってしまのだとか。

なんだかムズカシイお話しでしたが、生き物ってまだまだ分からなくって不思議なことが起きるからおもしろいですよね~。

アカシュモクザメアカシュモクザメ

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