2007年07月21日
トリーター:崎山

台風の影響

今月の 15日、台風がきました。かなりテレビなどで警戒を呼びかけていましたが、それほどすごいという感じではありませんでした。しかし海をみると「波」がすごかったです。
波に関しては、最近の台風の中では一番強かったのではないでしょうか。目の前の海の家も床下を洗われていました。ライフセーバーのプレハブの詰めどころと思われる建物は床上浸水していました。そして砂がかなり流失したようで砂浜にかなりの段差ができてリアス式海岸のようになっていました。
和歌山県の方でも同様に砂の流失があり、かなりのウミガメの卵が流されてしまったそうです。
実はこの台風が来ていた頃は大潮でした。潮の満ちひきが最も大きいころです。発見の小窓“小さな地球”の展示替え「潮間帯で見られる生き物」で生き物採集を予定したのですが、思うようにできませんでした。しかし、もともと飼育していたものと合わせてどうにか必要数は確保されました。
今回、発見の小窓“小さな地球”の右の方6水槽には、館内で実施中の「クラゲ・ファンタジーワールド」の一環でクラゲのポリプも展示されています。虫眼鏡が置いてありますので使ってのぞいてみてください。きっとあらたな発見があると思います。

展示中のサラサエビ展示中のサラサエビ

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