2007年07月22日
トリーター:今井

「冷たい海」コーナーの新入り紹介

きのうより“冷たい海 暖かい海ゾーン”の「冷たい海」コーナーにて展示飼育中のアツモリウオとクマガイウオをご紹介いたします。
両種は日本海からオホーツク海にかけてすむ、20cmほどのカサゴ目の魚です。
名前からご想像付くと思いますが、“アツモリ”は平敦盛、“クマガイ”は熊谷次郎直実から取られました。
両種とも背びれが大きく、頭と体が硬い骨板で覆われているようすが、戦国武将が甲冑(かっちゅう)で身をかため、背中に旗指物(はたさしもの)をつけた姿を連想させます。比べて見た感じでは、アツモリウオは赤い派手な体色で、クマガイウオは地味な茶色をしています。
常時展示される事が少ない魚種ですので、ぜひご覧いただきたいと思います。

アツモリウオ VS クマガイウオアツモリウオ VS クマガイウオ

太平洋

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