2007年07月24日
トリーター:崎山

“えのすい”の夏、くらげの夏

きょうは晴れて夏らしく、夏休みらしくなってきました。
夏といえば海水浴、海水浴といえば「クラゲ」ですよね(少し無理があるかも・・・)。
今年の夏“えのすい”は、クラゲをきれいに見てもらおう、よく知ってもらおうということで「クラゲ・ファンタジーワールド」を開催しています。
このクラゲ・ファンタジーワールドは大きく生物展示と解説展示で展開されています。

生物展示の方は、まずクラゲファンタジーホールでいつもより展示種数を倍増して、照明も変えてお楽しみいただいています。
個人的にはエチゼンクラゲ、ハブクラゲ、カギノテクラゲといったあたりを見ていただきたいなあ、と思っております。
次にもう少し先に行った今上陛下のご研究コーナーでは、ヒドロクラゲの仲間3種、その横の発見の小窓“小さな地球”水槽でポリプを 6種展示しています。
ポリプの方は、ぱっと見ただけではよくわかりません。横に虫眼鏡がありますので、必ずそれでみてください。すごく精巧な作りを見ることができます。
深海コーナーでは、珍種「コトクラゲ」も展示中です。珍しいです。ということで現在館内各所で、クラゲ・ポリプ・クシクラゲを合わせて 27種見ることができます。この機会にぜひ全種チェックしてください。

解説展示は、水族館入り口の階段を上がってすぐのなぎさラウンジで、「クラゲ・ワンダーランド」と題して、クラゲの不思議をいろいろと展示しています。
クラゲとは何ぞやと、いうところから、えのすいトリーター秘蔵のクラゲグッズやクラゲ食品、直径 1mの実物大エチゼンクラゲ模型など、クラゲのことをわかりやすく解説しています。こちらもぜひ足を運んでください。

また、今回のクラゲ・ファンタジーワールドに合わせて、DVDを作っています。癒し部分とへえ~部分があります。ぜひご覧になっていただければと思います。
この「クラゲ・ファンタジーワールド」は 9月2日までの開催です。

実物大エチゼンクラゲの模型実物大エチゼンクラゲの模型

クラゲファンタジーホール

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