2007年08月08日
トリーター:伊藤

小粋に自由研究

夏休みもあと半分、学校に行っているみなさんはそろそろ宿題に手をつけなくてはなりませんね。
特に自由研究は一夜漬けではできませんから、まだの方は頑張りましょう。
私が子供の頃にも自由研究はありました。当時から生き物好きで変わった事好きだったので、ハエトリソウ(食虫植物)にさまざまな餌や毛糸をはさませて、食べるかどうか見てみたり、オタマジャクシを飼いながら切れた尻尾の再生を観察したりしました。
実は大人になった今でも、こうして生物のことを調べるのは好きなままです。
お休みに気が向くとふらっと野外に出かけてしまいます。たまに面白い場面に出くわすと「小学生のあの頃に気付いていれば・・・!」と思わずにはいられません。普段は走っているフナムシが岩から岩へピョンピョコとジャンプしていたり、川から流れてきた貝殻に海のヤドカリが入っていたり、カニのお腹に二枚貝が糸でくっついて居候していたり・・・。そうした現象がどのように起こっているのか考えたり、つかまえて飼ってみて観察を続けたりすれば、さらに面白いことに気付けるかも知れません。
また、水族館の中でも生物の観察をして自由研究にすることができると思いますよ。大水槽の魚が水槽内でどのように回遊しているか見てみたり、クラゲの触手の動きをスケッチしたりすれば、他のみんなよりもキラリと光る自由研究になるかも知れません。
夏休みの終わりに苦しむよりも、余裕を持って今から楽しんで研究に勤しんでください。

えのすいも自由研究を応援しています!えのすいも自由研究を応援しています!

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