暑いですね。館内は冷房がありますので一息つけますが、外に出ると暑い。
海に生活する生き物たちの暑さ対策は・・・
実はほとんどありません。
水は空気に比べて温度変化が少なく、氷点下や＋ 30以上になることはめったにありません。
変温動物の魚は自分に合わない水温では死んでしまいますから、適した水温の場所に移動します。
水族館の水槽ではそれぞれの生物に最適な水温で飼育していますから、いつも快適です。
恒温動物のペンギン、アシカ、イルカ達も人間のような汗をかいて体温を下げるようなことはありません。もっとも汗腺がありませんから汗をかくことはできませんが^ ^；

ペンギン、アシカ、イルカプールも水温調節をしていますので快適に生活していますが、激しく運動した後は体温が上がりますので下げる必要があります。
ペンギンではフリッパー、アシカでは前脚や後脚、イルカでは各ひれなど表面積が広く、薄い部分が熱を逃がす場所になっています。寒さ対策もありますので、体温調節機能はもっと複雑ですが。

時々ペンギンがフリッパーを広げ仁王立ちに立っていることがあります。運動後の体温調節中かな？