先日、タカアシガニが1個体、脱皮しました。
館内でタカアシガニの脱皮はまれで、今まではあまりうまくいきませんでした。確か昨年も一度脱皮しましたが、脱皮直後に当時同居していたナヌカザメやトラザメが寄ってきて・・・ ああっ！・・・ 。
いわゆるソフトシェルクラブという状態です。きっとおいしかったのでしょう。

今回は脱皮直後に同居している最も大きいタカアシガニに足を挟まれ、クターッとなって引きずり回されていたため、これはまずいということで、大きなエンビ板にのせて、水槽の高い位置に板をぶら下げて隔離しました。
1日半くらいで自ら降りていきました。ちょっと脚が曲がっていますが、どうにかいったのかなあという状態です。

エビ・カニの脱皮映像は、広報スタッフと以前から「撮りたいねえ」、と狙っているのですが、これもなかなかうまくいっていません。とか考えていたらきょう、クラゲファンタジーホール手前の水槽のイガグリガニが脱皮を・・・ 。脱皮自体は問題なく成功しましたが。やはり映像はおさえられませんでした。
脱皮前は餌を食べなくなったりとか、水が変わると脱皮したりとか、ある程度わかっちゃいるのですが、映像としてしっかりおさえるのはなかなか難しいものです。撮れた暁にはホームページのショートムービーにアップされることでしょう。