2007年09月09日
トリーター:北田

[DEEP IMPACT 2] ダイオウグソクムシ ~主役が主役に見えるように~

ゾウは大きい。アリは小さい。それは実物を見なくてもみんなが思うはず。
渋谷のスクランブル交差点を渡っている時、2m30cmの人がいたとする。これも「うわっ、背が高い」とほとんどの人は思うだろう。
しかし、ここでゾウやアリの時とは違うのは、もしも自分が 2m50cmだったらそんなことは思わないと思う。これは、個人個人で受け取り方が異なる例だ。

では、ダイオウグソクムシはどう展示をすると、より大きく見えるのか。そしてこの「大きい」が伝わるのか。
まず、「普通」が無ければ比較が始まらない。何かと比べて初めて圧倒的な大きさがわかる。そして、それがみんなの馴染み深い物ならなおさら考えやすい。
今回、新着生物のページを見るとハマダンゴムシがいる。グソクムシを知らなくてもダンゴムシを知っている人は多いはず。この目線から深海生物を知っていただく技が“えのすい”らしさです。

そして、このダンゴムシのエピソードを後日公開!北田から伊藤へバトンタッチ!


バックナンバー
[ DEEP IMPACT 1 ]

「だっ、誰かに背中をたたかれた!」 byオオグソクムシ「だっ、誰かに背中をたたかれた!」 byオオグソクムシ

深海Ⅰ-JAMSTECとの共同研究-

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