2007年09月21日
トリーター:足立

お月見はお潮見?

みなさん、「クラゲ」は漢字でどう書くか、ご存知ですか?
「水母」とか「海月」と書きます。
というわけで、きょうは「月」のお話を少々。

今年は 9月25日が中秋の名月、十五夜です。毎年、旧暦の 8月15日がこの日にあたります。
ススキと月見団子の向こうの夜空にぽっかりと、まあるい月。このとき飾ったススキを家の軒につるしておくと、1年間病気をしないという言い伝えもあるそうです。

さて、私たち、海に関わる仕事や趣味を持つ者にとっては、満月の時期になるとももうひとつ別のことも気になります。それは、海の「潮」です。
満月や新月の時は「大潮」となり、潮の干満の差が大きくなります。
例えば、干潮の時間に磯に出かけると、普段よりも遠くまで干上がるので、いろいろな磯の生物が採集しやすいのです。

私たちの事務所にはカレンダーのほかに、「潮見表」というのも貼ってあり、月々の採集の予定を立てる際には、これと睨めっこをすることになります。

クラゲファンタジーホール

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