2007年09月22日
トリーター:植田

夫婦の日のクマノミ夫婦

9月22日は 2が二つ並ぶので、毎月夫婦の日に指定されています。きょうもお子さまをお連れになったご夫婦や、多くのカップルに来館いただきありがとうございます。

さて、魚の世界に目をやれば、やはり夫婦仲のしっかりした種類もいます。その代表格が、クマノミの仲間です。
彼らはオスとメスがペアを組み、共生相手のイソギンチャクの周辺に縄張りを構えます。
その縄張りの中の岩肌に卵を産み付け、子供たちがふ化するまで甲斐甲斐しく世話をするのです。
蚤の夫婦という例えがありますが、クマノミ類の場合は、大きい方がメスで小さい方がオスです。
今、南の海エリアのクマノミの水槽では、真正面でトウアカクマノミの夫婦が、そのちょっと奥ではクマノミの夫婦が縄張りを構えて、子どもを増やそうとがんばっています。

卵を守るトウアカクマノミ卵を守るトウアカクマノミ

太平洋

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