2007年09月25日
トリーター:戸田

ぉお、釣り針が!!

先日イルカやアシカに与えている餌のサバから釣り針が見つかりました。
みなさんは釣りをしたことがありますか。そしてせっかく掛かった魚を糸が切れて逃がしたことはありませんか?逞しく生き延びた魚も再び人間の手に・・・・
こんな経緯から釣り針を飲み込んだサバが“えのすい”に来たのだと思います。

イルカたちには一日自分の体重の 3~ 5%、多い場合は 6%の餌を与えています。
体重 300kgのイルカには一日約 15kg、与えている餌はサバだけではありませんが、一尾 200gのサバですと 75尾も与えていることになります。
イルカたちにそのまま大型魚を与えることは少なく、頭と内臓を取り除いたり、小さく切ったりしています。
まるごと与える場合も鮮度の確認、大きさによる選別、個体毎に印の付いたバケツに振り分ける作業をしています。今回もこの課程で釣り針を発見しました。

実は釣り針事件、多くはありませんが時々あります。
頻繁に釣り針が見つかるようでしたら金属探知器で検査する必要があるかもしれません。

イルカショースタジアム

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