2007年11月10日
トリーター:寺沢

オス、メス、どっちが多い?

ゴマフアザラシの赤ちゃんが生まれた時、オス、メスのどちらが多いと思われるだろうか?

11月7、8日、日本平動物園で開催された 種保存会議 に参加した。ここでは、日本の動物園や水族館で飼育されている動物が増えているか、減っているか、問題点は何か、を話し合う場だ。

話し合うためには資料がいる。資料は事前に作る必要がある。資料を作るためには調査が必要となる。調査をおこなうためには対象種を決める必要がある。対象種は日本動物園水族館協会から事前に決められている。新江ノ島水族館の対象種はゴマフアザラシで、まとめ役は今、私が担当しているということ、ただ、それだけのことだ。

冒頭の質問に戻る。今回のテーマ、飼育下生まれのゴマフアザラシを考えた。
ちなみに、メス 1頭に対してオスは 1.02頭で、オスの方がメスよりも少し多いことが分かった。前回は、野生から保護されるゴマフアザラシを考えた。保護された地点で、最も南だったのは宮崎県だ。

次回は何をテーマにしようか、考えながら会場を後にした。

ゴマフアザラシゴマフアザラシ

ペンギン・アザラシ

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