2007年11月19日
トリーター:倉形

公魚釣り

この漢字 → 「公魚」読めましたか?きっとみなさんは読めたと思いますが・・・、ちなみに「ワカサギ」です。
先日やっと念願だった、今シーズン初のワカサギ釣りに行って来ました。

朝4時に起き、窓の外を見るとまだ空には星が出ていた。たまたまこの日、暇な父を連れて立って何十年振りか一緒に釣りに出掛けた。
この歳になって父親とふたりきりの車内では何を話そうかと会話のきっかけを探しながら、カーステレオから流れてくるBGMに耳を傾けつつ車を一路目的地「芦ノ湖」へと走らせた。

あたりが明るくなって来た 7時頃に現地到着。「早く釣りたい!」という気持ちを抑えつつ釣り支度をして船宿で受付を済ませ手漕ぎボートに乗る。
船宿の主人が魚探(魚群探知機)で魚の群れを探しながら引船しポイントを見つけ舟のアンカーを降ろす。
竿に仕掛けをセットし、それを父に渡し釣りを開始。その後自分の竿に仕掛けをセット。待ちに待ったワカサギ釣りのスタート。
きょう 1日の釣果を期待して糸を垂らすが、昨年なら朝一番仕掛けを沈ませて行く間に竿先がプルプルとしなったが今年はようすが違っていた。
1時間ぐらいしても全く当りが無い。嫌な予感がすると諦め掛けていたその時ようやく竿先に僅かな当りが二人同時にあり、リールを巻き上げて来るとお互い仕掛けの一番下に1尾づつ掛かっていた。これでどうにか「坊主」は免れた。

※「坊主」とは釣り用語で0尾の意味。

なんやかんやとこの日は、1日中このような調子で底釣り(拾い釣り)だった。そして、16時に納竿し下船した。
その後帰宅し、クーラーボックスを覗くと 2人合わせて約 60尾の釣果であった。唯一救いだったのが、1日中天気に恵まれたことと富士山の眺めと芦ノ湖周辺の山々の紅葉が素晴らしかったことである。
しかしこの釣果には納得が行かないので、ぜひ今シーズン中にリベンジしたいものである。


PS;ワカサギ釣りの仕掛けとは、防波堤でイワシやマアジを釣る「サビキ」の小型版見たいなもので枝針が 7~ 25本針と用途に合わせていろいろなタイプがあります。
例えば、「氷穴釣り用」、「ドーム船釣り用」、長竿で使用する「カラバリ用」などがあります。
私の釣り方は、長竿を使用するので仕掛け寸法が 20~ 25本針あるものを愛用していますが、この仕掛けがなかなかふつうの釣具店には置いて無く、あるマニアな釣具店にあるのですが、自宅から遠いためドライブがてら買いに行きます。

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