2007年11月30日
トリーター:櫻井

魚の風邪引き??

インフルエンザ注意報だか警報だかが、神奈川県に発令されているといううわさは、はたして本当でしょうか。
とにかくそういう時期になりましたね。みなさんも風邪等お気をつけください。
で、魚って風邪ひくと思いますか?ひきます。あ、ひかないんです。ん?あ、ひきます・・・よ、あれ?ひかないって聞いたような・・・

・・・・・・・・・・・・。

と、実際お客さんの前でこの演技をした時は、予想以上のドン引きに気を失いそうになりました。

魚は風邪のような症状になる、というのが一番しっくり来る表現でしょうか。
私たち人間は、体が疲れていたり、栄養不足、寝不足、ストレスなどで心や体が弱っている時などに風邪をひきます。そういう状態の時に、空気中に常に存在する風邪菌(常駐菌)に感染してしまうのですね。
水界でも同じです。最もポピュラーな魚病に、白点病というのがありますが、白点菌は飼育水の中に常に存在しています。
魚の状態が健康であれば白点菌には感染しません。よくあるパターンが、水温の急激な変化や、ストレスにより、魚の心と体が弱った時に感染してしまいます。
私たち人間も、急に寒くなったり熱くなったりすると風邪をひきやすいですよね。おもしろいですね。似ていますよね。

というわけで、今回のお話は、魚は風邪をひく!否!風邪のような症状になる!ということでお願いします。

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