2008年01月11日
トリーター:島津

ホウボウのはなし

ホウボウは頭が大きく硬い魚で、この仲間は立派な頭を持つことから「人の長になる」ともいわれ、縁起の良い、めでたい魚としてお頭付きで正月の料理に出されます。
他にもいくつかの特徴があります。
まずは胸びれが大きいことです。大きな胸びれは緑色で青の縁取りがあり、水の中を滑るように泳ぐことができます。また敵から襲われそうになった時、急に胸びれを広げ、敵がビックリさせている間に逃げてしまいます。
また、胸びれの前には 3本の指の用になった棘があり、これを使って砂の中の餌となるエビやカニを捕まえて食べます。
そして、ウキブクロを利用して鳴くこともできます。

ホウボウの名前は頭が四角いので方帽からきている説や、ホウボウの「ボウ」に魚という意味があり、這う魚で「這うボウ」 → 「ホウボウ」という説などがあります。

ホウボウホウボウ

相模湾ゾーン

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