2008年01月14日
トリーター:櫻木

釣り糸が・・・

最近、ニュースを見たらこんな名前が・・・
『クロツラヘラサギ』
噛みそうなこの名前を聞いた事ありますか?
トキ科の鳥で沖縄で確認されたのですが、その内の 1羽のくちばしに釣り糸が絡まり、餌がうまく食べれなくなっていたのです。そのままにしておくと命に危険があるので、保護し釣り糸を除去しました。と報じられていました。
“釣り糸で”という話は以前こんなことも・・・

三宅島周辺で見つかったイルカのKちゃん。体にKの文字に似ている傷があることからこう呼ばれるようになった 1頭のイルカ。
このイルカの尾びれには釣り糸が絡まり、うまく泳げず衰弱して亡くなってしまった、ということが有りました。
きっとこの釣り糸は、わざと捨てられた訳ではないのだと思います。しかし、こういう物で動物が傷つくというのは心が痛みますね。
このようなゴミは動物にとっては命を奪いかねない凶器になる、ということを改めて考えさせられました。

水族館の動物達はその点は安全かというとそうでもありませんよ。
風に乗ってきたり、鳥が空から落したり・・・ 本来プールにないはずの物がどこからともなくやってきます。
このあいだは、なんと 1000円札がっ!!あっネコババはしてませんよ!

とにかくいろんな物があるので、そういう物の掃除も私たちの重要な仕事の一つなのです。
もしプールに何かが落ちていたら、教えてくださいね。

カマイルカカマイルカ

イルカショースタジアム

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