2008年01月17日
トリーター:神応

地震とナマズ

13年前のきょうは、阪神淡路大地震があった日です。
昔から地震予知の可能性を求め研究されている魚が、淡水に棲むナマズです。
夜行性のナマズは側線器官が発達しているので、音や光などに敏感で、暗黒でも自由自在に動き回ることが出来ます。肉食魚で、小魚やエビなどを捕食します。

一方、海水魚のナマズの仲間「ゴンズイ」は、体長 10cm~ 20cm、茶褐色の体に頭部から尾部にかけて 2本の黄色い線があるのが特徴です。
背びれと胸びれには毒があり、刺されると激痛に襲われます。この毒は、死んでも失われません。特に釣り人は注意が必要です。

またゴンズイは集団で行動する習性があり、この行動は集合行動を引き起こすフェロモンによって制御されます。特に幼魚時は巨大な団子状になるため「ゴンズイ玉」と呼ばれます。
相模湾大水槽で群れを作って泳いでいますので、見に来てください。

ゴンズイゴンズイ

相模湾ゾーン

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