2008年01月31日
トリーター:戸倉

魚の産卵数は?

さて!きょうは何を話そうか?と調べていたら・・・ 
懐かしい記事を見つけました。
日本初の「 5つ子」が鹿児島で誕生したのが、今から 32年前( 1976年)のきょう、1月31日なんだそうです。
あれから 32年も経ったんですね!
大人の方は記憶にあるか?と思いますが、「 5つ子ちゃん」として話題になりましたよね!
そこで、人間以外の動物は、一度にどれだけの子を産むのか?水族館らしく魚類で少し調べてみました。
魚類No. 1は・・・ マンボウです。約 2億~ 3億個もの卵を産むらしいですよ。
卵の多さ、少なさについては、その種の強さに由来するという説が最も有力ですが、産卵形態によっても変動します。

卵には、おおまかに分けて「浮性卵」と「沈性卵」があり、浮く卵を産卵する魚の方が、より多くの卵を産みます。
ちなみに、みなさんがよくご存知の魚でみて見ると・・・
◎マグロは 1000万~ 4000万粒
◎サケは 2000~ 3000粒・・・ 単位が違いますね!
マグロは鰓があまり発達していない為、呼吸の為に常に泳ぎ続けなければなりません。
当然産卵も泳ぎながら、産みっぱなしです(浮性卵です)。
一方サケは、みなさんご存知のように川の上流で川底に穴をほり、沈性の卵を産みますよね!
いずれにしても、その中でおとなにまで成長できるのは、ほんの数匹ですが・・・ 。

実は相模湾大水槽の中でも、産卵が見られるそうです。それは「スズメダイ」の仲間だそうです。
水槽上部の岩場で時々産みつけた卵を守る親魚の姿が見られるそうなので、ぜひ探してみてください。

スズメダイスズメダイ

相模湾ゾーン

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