2008年03月05日
トリーター:野村

イルカの涙?!

最近すっかり春めいてきましたね。
春のポカポカ陽気は心をウキウキさせるものです。
なのに・・・・、憂鬱なこの時期。
そう「花粉症」
私は赤ちゃんの時から続く、ベテランの花粉症持ち。
この時期、サラサラの鼻水が流れ続け、鼻をかみすぎてお肌ボロボロ。目は痒くて痒くて、一度掻いてしまうと最後、手が止まりません・・・。
もう、目を塩水につけて丸洗いしたいくらいなんですよね。

そんな私でも「スプラッシュ!」に出演中。ショーの中でプールに入る事もしばしば・・・。
ご存知の通り、イルカのいるプールの水は「海水」です。普段は目に沁みるこの海水も、この時期だけは沁みるのがちょっと気持ち良いのです・・・・ 。

さてイルカは泳いでいる時、目を開けています。水中を高速で泳ぐことができる彼ら。どうして水が目に沁みないのでしょうか?

それは『眼粘液』という、粘性のある油のような液体が目を守っているからなんです。
この眼粘液は、私たちでも見ることができますよ。
イルカが水面から顔を上げている時、目をよく見てください。涙のようなものが目から出ています。それがズバリ『眼粘液』です。

決して泣いているのではありません。目を守っているんです。

バンドウイルカバンドウイルカ

イルカショースタジアム

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