2008年03月15日
トリーター:山下

★保護色☆

みなさん、こんにちは~!
ただ今私はきのうのホワイトデーにいただいたたくさんのお菓子に囲まれています。
どうやらダイエットは先延ばしとなりそうです。。。

さて「ホワイト=白」といえば、極地に暮らす北極グマやベルーガ、ゴマフアザラシの赤ちゃんは白い体色をしていますよね。
これらの白は「保護色」なのです。

生活している背景に溶け込み、目立たない姿になっている場合、その体色や模様を「保護色」というのです。
これを当館にいる動物で説明いたしますと・・

みなさんにもお馴染み!バンドウイルカ!!
彼らの体色は灰色一色ではありません。
背中は濃い灰色、お腹は白っぽい色をしています。
海で生活する彼らが、外敵から身を守るため、このような色に変化したと考えられています。
背中の灰色は空から見た時にちょうど影となり、腹部の白色は水中から見た時に光の関係で見えにくくなるのです。

この様に保護色を持つ生物はたくさん存在します。
タコやイカの一部の仲間は、体色だけではなく、体型や体の表面の凸凹まで変化させますし・・
エチゴウサギやオコジョ、ライチョウなどは季節によって、体色を変化させます。
何故この体色なのだろうか?
そう考えながら生物の観察をしてみるのもおもしろいかもしれませんね★☆

バンドウイルカバンドウイルカ

イルカショースタジアム

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