2008年03月16日
トリーター:小谷野

クラゲは生きているアート

つい先日、大きなサムクラゲが2tの水槽から 26tの水槽にお引越ししました。
このクラゲは最大傘径 60cmほどになるクラゲで、英名は『Fried-egg jelly』または『Egg yolk jelly』、これを日本語に訳すと『タマゴ焼きクラゲ』または『タマゴの黄味クラゲ』です。

このクラゲ、触手がものすごく長く、大きな水槽のはじからはじまで触手をまるでクモの巣のように広げています。
クラゲのムダのない、シンプルな美しさは毎日見ていてもあきることがありません。
特に、海で悠々と泳いでいるクラゲを見ていると、これだけの美しい生き物を作り出す自然の偉大さに感心します。
クラゲはとても簡単な体のつくりをしているのですが、その色は赤や黄、青などさまざまで、もちろん透明でキラキラ光って見えているものもあります。
形は体のどこかに丸い形があるのが基本ですが、瓜型をしたものや兜型のものなどこれまた他種多様です。

クラゲは人工物にはない美しさを持つ『生きているアート』です。

サムクラゲサムクラゲ

クラゲファンタジーホール

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