2008年04月03日
トリーター:島津

カミクラゲの話

カミクラゲは名前の通り、触手が多数あり髪の毛を思わせることからこの名前がつきました。青森~九州の太平洋岸の湾内に生息する日本固有種です。
12月~ 5月にかけて見られます。触手の根元には赤い眼点が無数にあり、そこで光を感じ取ります。
きのう、三浦方面にクラゲの採集に行ったところ、数多くのカミクラゲがおり、200個体以上採集することができました。
なぜこんなに多くのカミクラゲを採集したのかというと、“えのすい”で飼育をおこなっているクラゲの中にはクラゲを食べるクラゲがいるためです。
それは、サムクラゲ。餌として丸ごと食べてしまいます。
展示中のサムクラゲをよーく見ると、食事中のカミクラゲがお腹に見えるかもしれません。

カミクラゲカミクラゲ

クラゲファンタジーホール

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